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小学4年生までに覚えておきたい慣用句

体の一部を表す言葉を使った慣用句

慣用句 意味
あごを出す 弱りはてる。ひどくつかれる。
足が出る 予定以上の出費で赤字になる。
足が棒になる つかれてしまって足がこわばる。
足を洗う よくない仕事をきっぱりやめる。
足をひっぱる 他人の前進や成功のじゃまをする。
腕が上がる 腕前、技量が上達する。うまくなる。
腕が鳴る 実力や才能を示したくて、むずむずする。
顔が広い つきあいが広く、多くの人に知られている。
顔から火が出る 恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
顔に泥を塗る 相手にがまんできないような恥をかかせる。
肩を持つ 味方になって援助する。
口を割る かくしていたことを仕方なしに話す。
口が軽い 何でも軽々しくしゃべる。
口をはさむ 自分に関係のない話に割り込む。
首を長くする 実現を今か今かと期待しながら待つ。
腰が低い 人に対してへりくだった態度である。
脛をかじる 独立して生活できず、親に養ってもらう。
手に余る 自分の力では解決できない。
手に負えない 自分の力ではあつかうことができない。
手も足も出ない 自分の能力ではどうすることもできない。
手をこまねく 何もしないで、ただ見ている。
手を焼く 手だてがなくて困る。もてあます。
のどから手が出る 欲しくてたまらない。
歯が立たない 相手が強くてとてもかなわない。
歯に衣着せぬ 遠慮せず、思ったことをはっきりと言う。
鼻が高い 自分に関して得意げにしている様子。
鼻を明かす 周りの人を出しぬいて、あっと言わせる。
鼻を折る 恥をかかせる。自慢する気持ちをくじく。
腹が黒い 心の中に何か悪だくみを持っている。
腹を割る かくさないで心の中をすっかり打ち明ける。
舌を巻く すばらしいことにひどく感心する。
骨を折る 苦労をいとわず、力をつくす。
耳が痛い 自分の欠点を言われて、聞くのがつらい。
耳にたこができる 同じことを聞かされ、うんざりする。
耳をそろえる 必要な金額をまとめ、そろえる。
胸が痛む あまりにつらくて苦しい。
目が高い すぐれたものを見分けるだけの力がある。
目がない 我を忘れるほど好きである。見分ける力がない。
目から鼻に抜ける りこうで、判断や理解がはやい。
目に余る あまりのひどさにだまって見ていられない。
目も当てられない あまりにひどく、まともに見られない。
目をかける 特にかわいがってめんどうをみる。
頭が下がる 相手が立派で、尊敬の念を持つ


人の気持や様子をたとえる言葉を使った慣用句

慣用句 意味
あいづちを打つ 相手の話や意見に調子を合わせる。
青筋を立てる 腹を立て、かんかんに怒る。
足元から鳥が立つ 突然身近に意外なことが起こる。
味を占める 一度うまくいったので次も期待する。
泡を食う びっくりしてあわてる。
息を凝らす 呼吸をおさえ、一つの事に注意を集中する。
息を殺す 呼吸をおさえ、じっと動かずにいる。
息を呑む 驚きや緊張などで、一瞬、呼吸を止める。
一目置く 相手を自分よりすぐれた者として尊敬する。
色を失う 驚きや恐れで顔色が青ざめる。
かたずを呑む 息を凝らし、ことのなりゆきを見守る。
気が置けない 親しい。遠慮する必要がない。
気が利く 細かなところまでよく気がつく。
気が気でない ひどく心配で落ち着かない。
気が済む 気がかりなことがかたづいてほっとする。
気がとがめる 自分のしたことを後ろめたく思う。
気が滅入る 考え込んで心が暗く落ち込む。
気に入る 気持ちにかなう。好みに合う。
気に障る 不快に思う。感情を害する。しゃくにさわる。
気に病む くよくよと心配して悩む。
気を吐く 威勢のよい言葉を発し、意気盛んである様子。
気を揉む 心配してあせる。やきもきする。
しびれを切らす 待ち遠しくて、がまんできなくなる。
精を出す 一生懸命に努力する。熱心に働く。
途方に暮れる どうしたらいいのかわからなくて困る
涙を呑む くやしさをがまんする
苦虫をかみつぶしたよう 不愉快な気持ちをありありと表した表情のたとえ。
二の句が継げない あきれて次の言葉が出てこない。
音を上げる 弱音をはく。降参する。まいってしまう。


動物や植物を使った慣用句

慣用句 意味
馬が合う 気が合って、一緒に行動しやすい。
生き馬の目を抜く すばしこくて油断がならない。
しり馬に乗る よく考えず、軽はずみに人に従う。
犬と猿の仲 仲の悪いもののたとえ。犬猿の仲。
犬の遠吠え 臆病者がかげでからいばりすることのたとえ。
犬も食わぬ 相手にしないことのたとえ。
雀の涙 ごくわずかなもののたとえ。
鶴の一声 有力な人の一言がほかの意見より尊重される。
飛ぶ鳥を落とす勢い 権力や勢力などがたいそう強いこと。
猫も杓子も だれもかれもみな。
猫の手も借りたい いそがしくて、人手が足りないこと。
猫の額 とてもせまいことのたとえ。
猫の目 めまぐるしく変わりやすいことのたとえ。
猫をかぶる 本性をかくしておとなしくすること。
借りてきた猫 いつもと違い、遠慮して、おとなしい様子。
袋のねずみ 逃げ出すことができない状態のたとえ。
虫が知らせる 何となく前もって心に感じる。予感がする。
虫がいい 自分の都合ばかり考え、自分勝手で図々しい。
虫が好かない 何となく好きになれない。
虫の息 呼吸が弱々しくなって、今にも死にそうな状態。
虫の居所が悪い ちょっとしたことにもすぐに腹を立てる。
羽をのばす のびのびと自由にふるまう。
青菜に塩 すっかり元気をなくし、しおれる。
芋を洗うよう 狭い所で大勢の人が押し合うように集まる様子。
木で鼻をくくる たいへん無愛想にもてなすことのたとえ。
木に竹を接ぐ 筋道が通らない。前後の調和がとれない。
竹を割ったよう さっぱりしていて、まがったことの嫌いな性質。
雨後の筍 似たような物事が次々に発生することのたとえ。
根にもつ うらみを忘れないで、いつまでも持ち続ける。
根も葉もない 何の根拠もない、全くでたらめなこと。
根掘り葉掘り 細かいことを一つ一つ問いただすこと。
根を下ろす 安定した位置を占める。定着する。
花が咲く 時期が来て、盛んになる。にぎやかになる。
花を持たす 相手を引き立てようと、勝ちや手柄をゆずる。
花も実もある 外見が美しいだけでなく、内容も十分だ。
高嶺の花 自分のものにできない高貴・高価なもの。


火や水、身近な品物を使った慣用句

慣用句 意味
油を売る (物事の途中で無駄話などをして時間をつぶす。
油を絞る 反省させるために、厳しく意見する。
火に油を注ぐ 勢いの強いものにさらに勢いを加えること。
油に水 仲がよくないこと。相いれないこと。水と油。
板につく 仕事や役柄などが、その人に似合ってくる。
立て板に水 すらすらとよどみなく話すことのたとえ。
一矢を報いる 敵に対して反撃する。負けずにやり返す。
襟を正す 気持ちをひきしめ、事に向かう。
お茶を濁す いい加減なことを言ってその場をごまかす。
折り紙をつける 確かであると保証する。
かぶとを脱ぐ 相手の力量に感心して、降参する。
釘をさす 後で問題が起こらないように年を押す。
さじを投げる 物事に見込みがなく、あきらめて手を引く。
白羽の矢が立つ 多くの人の中から選び出される。
棚に上げる 不利なことをわざと取り上げず、放っておく。
手塩にかける 自ら世話して、心を込めて育てる。
二足のわらじ 両立しない二つの職業や立場を兼ねること。
口火を切る 物事を最初に始める。
火の車 お金がなくて、生活が苦しいこと。
火の消えたよう 急にさびしく静になる様子。
火をつける 事件のきっかけを作る。刺激し、そそのかす。
火を見るより明らか 道理が明白で、疑う余地がないこと。
火花を散らす たがいに激しく争う。
筆が立つ 文章が上手である。
助け船を出す 困っているときに力を貸すこと。助力。
渡りに船 望んでいるときに都合よく条件が整うこと。
まないたにのせる とりあげて問題にする。
まないたの鯉 相手のなすままにならざるを得ない状態。
水入らず 身内の親しい者だけで、他人を交えないこと。
水をあける 競技や競争などで、大差をつける。
水に流す 以前の争いごとをなかったことにしてとがめない。
水の泡 はかないこと。努力がむだになることのたとえ。
水を打ったよう その場の人々がいっせいに静まりかえる。
水を差す うまくいっている状態に横からじゃまをする。
水を向ける 相手の関心をその方へ向けるように誘う。
水も漏らさぬ 警戒や防衛などが厳重な様子。
みそをつける 失敗する。面目を失う。
やぶから棒 とつぜん物事をすることのたとえ。
横車を押す 道理に合わないことを無理にすること。
輪をかける いっそう大げさにする。


その他の大事な慣用句

慣用句 意味
後の祭り 適当な機会を逃し何の役にも立たないこと。
風の吹き回し そのときの様子。もののはずみ。
角が立つ やり方がまずく、物事がもつれ、面倒になる。
角が取れる 人生経験を重ね、人柄がおだやかになる。
くちばしが黄色い 年が若く、経験が浅いことのたとえ。
群を抜く 多くの中でずばぬけてすぐれている
けがの功名 失敗と思っていたことが偶然よい結果を生む。
しのぎをけずる はげしく争う。
白黒をつける 物事が正しいか正しくないかをはっきりさせる。
図に当たる 予想どおり物事が運ぶ。
図に乗る 思い通りになっていい気になる。つけあがる。
高をくくる どうせたいしたことはないと、軽くみる。
高が知れる たいしたことはない。
竹馬の友 ともに竹馬で遊んだような、幼いときからの友。
頭角を現す 学識・才能が群を抜いてすぐれ、目立つ。
峠をこす 勢いの最も盛んな時期を過ぎる。
念を押す 間違いのないように重ねて注意し、確かめる。
余念がない そのことひとつに心を集中すること。
歯車がかみあわない たがいにくいちがって順調に進まない。
羽目をはずす 調子に乗って限度をこえてしまう。
非の打ち所がない すぐれていて、少しも欠点がないこと。
的を射る たくみに物事の重要なところを指摘する。
脈がある これから将来にかけて見込みがある。
めどがつく うまくいきそうな見通しができる。

赤字は、日常会話で使われる頻度が比較的少ないと思われるもの(私見)。

【参考】
四谷大塚予習シリーズ 国語4年下