第2文型でも受動態にできる場合

受動態は目的語を主語に転換する形でつくるものであるため、目的語をもつ第3文型(SVO)、第4文型(SVOO)、第5文型(SVOC)の文でしか現れないものと考えるのが原則です。


しかし、<具体例+抽象概念を具象化する動詞+抽象概念>という組み合わせをもたらす、define, exemplify, represent, signify等の動詞は、第2文型の文をつくる動詞に分類すると、第2文型の文でも受動態にできる例外にあたることになります。


たとえば、

能動態の場合 受動態にした場合
exemplify Our new plant exemplifies our commitment to environmental protection.(新工場は当社が環境保護に真剣に取り組んでいることのいい例だ) Our commitment to environmental protection is exemplified by our new plant.
define Government regulations define what constitutes hazardous waste.(政府の規制により何が危険廃棄物に該当するかが定められている) What constitutes hazardous waste is defined by government regulations.
represent Each code represents a different type of product.(個別の記号は異なる製品であることを表してる) A different type of product is represented by each code.
signify Your signature signifies your consent.(あなたの署名は同意を意味する) Your consent is signified by your signature.


ただ、そもそもdefine, exemplify, represent, signifyは第3文型をつくる動詞であると考えれば、第2文型でも受動態にできる場合がある、などと例外を設ける必要はないことになります。この点、ジーニアス英和辞典ではdefine, represent, signifyについてSVO型だとしています。